「運転免許証の自主返納」と「行政支援の申請」をワンストップ化 返納推進へ永平寺町が6月3日から実施
福井テレビ
永平寺町は29日、運転免許証の自主返納と返納者への行政支援の申請を、6月3日から同じ場所で受け付けられるようにすると発表しました。返納と申請の「ワンストップ化」で高齢者の免許証自主返納の促進を図ります。 永平寺町では、運転免許証を自主返納した65歳以上の町民に対し、タクシーやえちぜん鉄道の利用券を交付しています。このサービスを受けるには町への申請が必要ですが、「返納は警察署」で「申請は役場」で行われるため、町民からは手順が煩雑だという声が上がっていました。 これを受け、永平寺町は、今回、免許証の返納と行政支援の申請の両方を福井警察署内で行えるようにしました。この「ワンストップ化」により、町民の“二度手間”を省き、高齢者の運転免許証の自主返納促進を図りたいとしています。 永平寺町の河合永充町長は「免許返納の支援を行う中で、警察でワンストップでしてもらえるようになることで、より免許返納する人の利便性が進む」と話しています。 このワンストップ化の運用は6月3日から開始されます。免許を返納した人は、申請によって、えちぜん鉄道回数券、民間タクシー利用券、近助タクシー回数券のうち いずれか1種類を受け取ることができるということです。
福井テレビ