沖縄県立博物館・美術館で「琉球列島 地質・化石展」始まる 大昔のクジラやシカ、恐竜の化石や剥製700点展示
那覇市の沖縄県立博物館・美術館で20日、博物館企画展「琉球列島 地質・化石展」が開幕した。琉球列島のクジラやシカなどの化石や剥製、模型など約700点を展示。里井洋一館長は「展覧会をぜひ楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。(社会部・知念豊) 【写真】岩手県で発見された約9千万年前のワニの化石 展示は第1章から第5章まであり、主に琉球列島の古生代石炭紀から新生代第4期までの地質や化石の魅力を紹介している。恐竜や大型動物のレプリカ、化石など県外、海外の資料も一部展示している。同日、関係者向けの解説会があり、担当学芸員が琉球列島の地質や展示品について「魚や植物の化石もあり子どもたちも楽しめる」と話した。 開館時間は午前9時~午後6時(金・土は午後8時まで)。休館は毎週月曜日と29日~来年1月3日と同14日。 問い合わせは同館、電話098(941)8200。