新怪物くんバス、デザイン一新お披露目 氷見市街地で15日から運行
加越能バスが氷見市街地で運行している周遊バス「怪物くんBUS」は車両を更新し、デザインをリニューアルした。14日、同市芸術文化館でお披露目され、家族連れらが乗車体験や写真撮影を楽しんだ。15日から運行を始めた。 「怪物くんBUS」は氷見市出身の漫画家、故藤子不二雄(A)さんの作品「怪物くん」のキャラクターをラッピングした車両で、JR氷見駅やひみ番屋街、金沢医科大氷見市民病院などを結ぶ。2012年から運行していた車両の老朽化に伴い、市は2434万円で新たに34人乗りの小型低床ノンステップバス1台を購入した。 新しい車両は側面に唐島や富山湾越しの立山連峰といった風景と、フランケン、ドラキュラ、オオカミ男などのキャラクターを配置。後部には怪物くんと市のマスコットキャラクター・ひみぼうずくんがブリ釣りをしている様子を描いた。全体的に色鮮やかでにぎやかな雰囲気に仕上げた。 市芸術文化館では藤子(A)さんが手がけた「プロゴルファー猿」と「怪物くん」の映画上映会が開かれ、映画を見終えた親子連れらが続々とバスの周辺に集まり、新しい車両に見入った。湖南小学校2年の山口絢士さん(8)は「怪物くんがたくさんいてかっこいい。バスに乗って出かけたい」と話した。