30代のフリーランス、国民年金に加入しています。「ねんきん定期便」を見て年金額が少ないことに愕然としました。年金額を増やすにはどのような方法がありますか?
iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、加入者が毎月一定の金額を積み立て、定期預金・保険(元本確保型)や投資信託などの金融商品で自ら運用し、60歳以降に一時金または年金として受け取ります。 iDeCo(個人型確定拠出年金)には、以下のような大きな税メリットがあります。 掛け金は全額所得控除(小規模企業共済等掛け金控除)の対象となり、所得税や住民税が節税できます。拠出限度額は、公務員などの月額1万2000円から自営業者の6万8000円など職業によって異なります。なお、国民年金基金の掛け金と合わせて月額6万8000円が上限となります。 さらに、運用益も非課税です。積立金を一時金で受け取る場合は「退職所得控除」、年金で受け取る場合は「公的年金等控除」が使えます。 ただし、預金などと違い、積立金を60歳まで引き出すことができませんので、注意してください。 出典 総務省 家計調査報告 [家計収支編] 2023年(令和5年)平均結果の概要 日本年金機構 国民年金に関するパンフレット あなたも国民年金を増やしませんか?(任意加入制度のご案内) 日本年金機構 付加年金 国民年金基金連合会 国民年金基金 厚生労働省 iDeCoの概要 執筆者:新美昌也 ファイナンシャル・プランナー
ファイナンシャルフィールド編集部