「光る君へ」本郷奏多、花山院と長徳の変振り返る
久々の登場で視聴者を喜ばせ、驚かせた本郷は、花山院(花山天皇)役のアプローチについてあらためて「もっと境遇が違えば多分、全然違った立ち位置になっていた人だと思うので最愛のよし子を失ってから徐々に徐々にいろんなものが崩れていってしまって。でもそこがなんか…だからこそ花山天皇にちょっとかわいそうだなと感情移入できるところだと思うので、共感できる部分は難しくてあまりないかもしれないんですけど、常に人に利用されたりひどいことをされたりみたいなところが多々あったので、そこは同情できるようにというか組み立てていった感じですかね」と述懐。
花山院の生涯を「天皇に即位する前から、そして退位して出家してっていうところすべて演じましたけど、なんか常々周りの人たちに振り回されてしまっているなという感じで、今日とかもそうですし、終わったところもそうですし。若くして天皇になってしまったがゆえにいろんな人に振り回された人生だったなと思いますかね」と振り返った。(編集部・石井百合子)