EV市場伸び悩みもロールス・ロイスは4800万円高級路線で勝負 初のEVの実力は?【WBS】
EV業界で強まる逆風
ロールス・ロイスも本格的にEVに力を入れてきましたが、現在EV業界には逆風が吹いています。 テスラの株価は今年の初めには248ドルでしたが、現在は144ドルまで下落しています。2021年には時価総額が初めて1兆ドル、日本円で100兆円を軽く超えていましたが、現在は半分以下にまで減っています。 さらにドイツのメルセデス・ベンツは2030年までに販売する全ての車種をEVにすると宣言していましたが、世界的なEV需要の伸び悩みを受け、今年2月にこの完全EV化を撤回しました。アメリカのアップルも10年がかりで進めていたEVの開発計画を中止し、優先順位が高い生成AIの開発部門に人材を移すとしています。 長期的には世界的なEVシフトは続くとみられますが、足元では各社とも戦略の見直しが求められています。 ※ワールドビジネスサテライト