大平サブローがギター片手に「芸能生活40周年ツアー」
大平サブローがギター片手に唄う オール阪神とのかけあいも THE PAGE大阪
芸能生活40周年を迎えたお笑いタレントの大平サブロー(59)がこのほど、大阪市内で「祝!芸能生活40周年 大平サブロー」と題した会見を行い、ギター1本で全国各地のライブハウスを巡る弾き語り&トークによる「芸能生活40周年&還暦 Talk&Live Tour」を開催すると発表した。芸歴40年の節目に、新たな一歩を踏み出す発表には親しいオール阪神が司会を務め、その前でギター弾き語りを披露。そして、40年前、初舞台時の大平シローさんとの思い出も語った。
56歳の時から「ギター漫談ができたら」と始めた
この日の会見は、親しいオール阪神が司会を務めた。挨拶の後、主役を呼び込むと、サブローは革ジャン姿で現れ、手にはなんとギターが。そのまま「ちょっと1曲聴いてください」と言うと、桑名正博の『夜の海』を弾き語りでしっとりと歌い上げ、「よろしくお願いします」と頭を下げた。これには会場からも大きな拍手が起こった。 「実は今日がちょうど漫才師としてデビューした日。丸々40周年でございまして。来年2月には60歳を迎えるので、40周年の日から還暦に向けて全国ライブをやってみたいと思いつきで話したら、会社が動き始めてしまって」と説明した。 ツアーは7月12日のビルボードライブ大阪を皮切りに、来年3月6日の大阪・なんばグランド花月まで、全国20数か所を回る予定だという。サブローによると、ギターは56歳の時に「ギター漫談ができたら面白いのでは」と思い立ち、友人の後押しもあって習い始めたとか。
40年前、大平シローさんと新世界で初舞台
折しも、40年前のこの日、大平シローさん(2012年死去・旧芸名は太平サブロー・シロー)とともに大阪の新世界で「初舞台」を踏んだ。ダブルのスーツを持って新世界に赴くと、界隈には働くおっちゃんらが溢れていた。ところが、劇場のステージに上がると、観客はわずか4人だった。 「舞台出まして、ハチマキ巻いたおっちゃんに『初舞台です』って挨拶したら、『頑張れよ』って言われて。1分ほどしゃべったら、『おもろない!』と言われて、これが洗礼か、と…」。そんなふうにデビューの舞台を振り返った。 話が再びツアーのことに及ぶと、ギターは毎日1時間ほど練習しているそうで、レパートリーは12曲ほど。ツアーはトーク30分、歌40分の予定。ゲストも検討中で、会見中にオール阪神に打診し、「いいですよ、(日程が)空いていたら」と承諾を受けていた。