２日目は８Ｒで２着だった森且行(右は１着の岩見貴史）

　オートレーサーの森且行（５０）＝川口・２５期＝は１２日、埼玉県川口オートレース場で開催中のＧ１「第４８回キューポラ杯」２日目・第８レース「二次予選Ｂ」に出走。雨が降りしきる中、８車立ての７枠からレースを開始し、道中は湿ったコースを快調に疾走してポジションアップに成功した。最後のゴール線では先頭を進んだ岩見貴史の内にマシンを向けて逆転を狙ったが、わずかに届かず２着でゴールインした。 　初日７着から一気に成績を上げた森の表情は、どんよりした天候とは真逆に晴れやかそのものだった。「ま～た、岩見君に負けちゃったねえ（苦笑い）。晴れでも雨でも手前がないんだよね。コーナーで止まりすぎちゃうんだよ。でも、道中は冷静に乗れましたね！　それにしても岩見君のスタートは本当に速いんだよ（以前から何度もそうコメントしている）。なんというのかな、ホワ～ンって飛び出して行くんだよね。すご～くなめらかなんだ」 　初戦で大敗を喫した直後は「初日にだめな開催はずっとだめなんだよね…」とテンションは下がっていたが、この日の２等賞で３日目・１３日は第１２レース「準々決勝戦Ａ」（午後８時４５分発走予定）へ番組された。「まさか、準々決勝戦のＡに行けるなんてね！　これで気持ちもつながったし、あとはエンジン君だね！」 　天気が下って、気持ちは高まる。３日目当日は天候回復の予報が出ているが、今度は天気も森さんもどちらも晴れ晴れモードとなることを期待しましょう。