「残りの人生を頑張ろうと」右胸全摘手術の梅宮アンナ 自身の中の変化を語る 乳がん闘病連載
2024年11月7日(木)、右胸の全摘手術を終えた、乳がん闘病中の梅宮アンナさん。 手術直後には「(右胸と)さよならしてほっとしていて…胸には悪いんですが、ほっとしています」と心境を明かしていましたが、 手術から3日が経ったきのう10日の夜、入院中のアンナさんが現在の体の状態について語りました。 【写真14枚】「痛みを感じるような状態になっています」梅宮アンナ手術から3日 現在の体の状態を語る 写真を見る 梅宮アンナ(10日夜/手術から3日): みなさんこんばんは。 手術から3日目の夜です。今日はすごく痛かったです。 手術をしてすぐに特別な痛み止めを体に入れるんですよ。 手術用に対応できる痛み止めなんですよね。 それが次の日になると回収されちゃって通常の飲み薬になったので。 手術直後、アンナさんの右手にはナースコール、左手には押すと痛み止めの薬が出るボタンが握られていましたが… その痛み止めは非常に効果が強いため、歩いたりご飯を食べれられるようになると、痛み止めのボタンは回収され、今は飲み薬の痛み止めを服用しているといいます。 手術直後に使用していたものと比べると効果が弱いため、今は痛みを感じてしまうということです。 管とかも取れてコルセットとかも取れて、だいぶ痛みを感じるような状態になっています。 もうここに胸がないんですけど、(胸の)傷口をやっぱり見るのができなくて、 怖いっていうよりも、自分で(胸を)見る角度をつけるとやっぱり少しまだ体が痛かったりするから、 なんか動かなくなっちゃって。 いいことじゃないんですけど、なんか今日は一番動いていなかったと思います。 やっぱり自分の目で見て初めて「あ、こういう感じなんだ。ここからここの部分が痛いんだ」みたいなことが、なんかよく分かってない状態ですよね。今は自分で目で見えていないので、痛い場所が。 多分、脇が痛くて、リンパのところが一番痛みを感じるところです。 そんな感じでしたね。今日は。ちょっとテンション低いです。 でも、こうやって日に日に、痛みは取れてくると思います。 では。 アンナさんによると、痛みのある理由の一つとなっているのが、現在アンナさんの体につけられている「ドレーン」という管。 「ドレーン」とは、乳がんなどの手術後に、体内にたまる出血や膿・浸出液を体外に排出するために体につける管。 アンナさんによるとこのドレーンから出る血液は徐々に薄くなってきていて、回復は順調そうだということです。 またアンナさんは、7日に行われた手術直前の状況についても、文字コメントで明かしてくれました。 【文字コメント】 11月7日あさ、8時半に部屋を出た。 手術室の前に着いた時、マウスピースを病室に忘れて来てしまった事を思い出して 手術室に入るともう自分では戻れなくて、 看護師さんが部屋に取りに行ってくれて申し訳なかった。 手術室に入るあの経験は人生でそう何回もあるわけではないので、 忘れない様にしたいと思った。 外科医。。すごい仕事です。世界で一番凄い職業だと思う。 麻酔科の先生もすごい。助手の方々も凄くて。看護師さんも凄くて。 命を救う仕事なんですから。。。 使われている医療器具も感動して。 寝かされる台は、あったかかった。。 気持ち良くって。。 私は元々オタクだから 冷静に物事を見てしまう そしていちいち感動する。 私はこの日を迎える気持ちはワクワクしかなかったのです。 胸がなくなる悲しみなどなくて。 落胆もなくて。 ひたすら、感謝して 涙が出てくるのです。 手術が出来る喜びです。 異変に気づいて、半年。。。 やっと手術室に来れたんだもの。 抗がん剤がキツくて何度も心が折れたけど、 先生を信じて苦しい山を登って そうしたら、がんが小さくなって。。 手術が早まって。。。 そりゃ泣きますよ。 嬉しくて。 がんになった事。 私には意味があるんだ!って普通に思えて。 生活も付き合う人も変わり 大変意味のある時間になっています 手術室の中に入って意識がなくなるまで、多分10分くらい麻酔科の先生が優しくポンポンしてくれたのが最後の記憶です。 癒されて意識を失いましたね。最高の空間でした。 それから3時間19分何か夢を見ていた。その夢が思い出せなくって… 有り難う!! 本当にこの言葉しかありません。 【梅宮アンナさん略歴】 ▽1972年8月20日、東京都で生まれる。現在52歳。父は俳優の故・梅宮辰夫さん。 ▽19歳の時に街でスカウトされたことをきっかけに、1992年にファッションモデルとして芸能界デビュー。 ▽人気雑誌「JJ」の看板モデルとして活躍し、一躍女性たちの”ファッションリーダー”的存在に。 ▽2002年、29歳で娘の百々果さんを出産。その後シングルマザーとして子育てをしながら、現在に至るまでテレビ、雑誌をはじめ多方面で活躍を続けています。
めざましmedia編集部