【週末J2まとめ】甲府が大量5発のゴールラッシュで白星スタート!岡山も栃木を圧倒する3発快勝!清水、山形も逆転勝ちで昇格へ好発進! | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】明治安田J2リーグは、2月24日から25日にかけて開幕節が行われた。 ●【動画】週末J1まとめ
24日に開幕したJ2リーグは、土曜日に3試合、日曜日に7試合が行われた。 今季から20チームで、3つの昇格圏と降格圏が設けられているレギュレーションに変更になったJ2。各クラブの目標に向かって新シーズンが開幕した。 その中でも派手なゴールラッシュで開幕白星を飾ったのは、ヴァンフォーレ甲府だ。AFCチャンピオンズリーグ2023/24のラウンド16で、ベスト16敗退が決まったばかりのヴァンフォーレ甲府は、過密日程の中で敵地で徳島ヴォルティスとの開幕戦に臨んだ。8分に右サイドを崩し、ゴール前で合わせたFW三平和司のゴールで先制した甲府は、19分には三平が横に流したボールをFW宮崎純真が決めて前半を2点差で折り返す。57分に徳島がMF杉本太郎のゴールで1点を返したものの、62分には再び宮崎、78分にはエドゥアルド・マンシャ、86分にはFWピーター・ウタカと甲府の勢いは止まらず、大量5ゴールを奪う快勝を飾っている。 同じく開幕戦で好スタートを切ったのは、ファジアーノ岡山だ。日曜日にホームで栃木SCと対戦した岡山は、立ち上がりから主導権を握り、36分にはMF木村太哉のゴールで先制に成功。後半はさら攻撃のギアを上げて、54分に新戦力FWグレイソンのJ初ゴールでリードを広げれば、試合終了間際にはDF柳育崇がダメ押しとなる3点目を奪い、栃木を終始圧倒する内容で開幕戦白星を飾っている。 昨季は最後の最後でJ1昇格を逃し、失意のシーズンを過ごした清水エスパルスは、敵地でロアッソ熊本と対決。39分に、熊本のMF豊田歩が蹴ったFKがそのままゴールに吸い込まれ、先制を許したが、60分にはMF乾貴士、FW北川航也と繋いで、そこにオーバーラップしてきたDF山原怜音にボールが渡ると、右足でのシュートがコース隅を捉え、同点。そして試合終盤にはDF原輝綺のクロスを相手DFがクリアし切れず、そのままゴールに吸い込まれ、逆転勝利を飾っている。 J1昇格候補との呼び声も高いジェフユナイテッド千葉とモンテディオ山形による注目カードは、11分にCKをDF鈴木大輔が頭で合わせ、千葉が前半を1点リードで折り返したが、後半は一転して山形が攻勢を強めた。後半からピッチに入ったFW高橋潤哉が54分、60分と立て続けにゴールを奪い、渡邉晋監督の采配がずばり当たると、90+2分には途中出場の坂本亘基がダメ押しとなる3点目を奪い、リードを広げた。千葉も90+5分に新戦力・MF横山暁之のゴールで1点差に詰め寄ったものの、反撃はここまで。選手起用で流れを変えた山形に軍配が上がった。 その他、いわきFCを下した水戸ホーリーホック、3シーズンぶりにJ2に復帰してきた愛媛FCが開幕戦で勝ち点3を手にした。唯一のJ1からの降格チームの横浜FCは、レノファ山口FCと引き分け、片野坂知宏監督が再就任した大分と森山佳郎新監督を招聘した仙台による新指揮官同士の一戦も痛み分けに終わっている。