「成瀬は天下を取りにいく」が 本屋大賞を受賞
全国の書店員が最も売りたい本に贈る『2024年本屋大賞』に滋賀県在住の宮島未奈さんが執筆した滋賀を舞台とした青春小説「成瀬は天下を取りにいく」が大賞に選ばれました。
宮島未奈さんは、2009年から大津市に移り住み、滋賀県の大津市を舞台とした青春小説、「成瀬は天下を取りにいく」で去年、作家デビュー。現在、20万部を突破し、今年の本屋大賞にノミネートされました。10日、大賞の発表を前に、JR膳所駅の構内に設置されている「成瀬は天下を取りにいくWelcome看板」の前では、びわ湖大津観光協会の職員や膳所・平野学区のまちづくり協議会のメンバーらが発表の瞬間を待ちました。ノミネートされた10作品の中から、宮島さんは見事、「2024年本屋大賞」に選ばれ、セレモニーでは看板に大きく「祝・本屋大賞受賞」のシールが貼られました。