春高バレー 今大会最長ブランクとなる33年ぶり出場の大垣日大、インターハイ8強の松本国際にストレート勝ち 小川寛太「冷静にできた。駿台学園さんと試合をしたい」
「ジャパネット杯 春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会第1日(5日、東京体育館)男女の1回戦が行われ、男子で今大会最長ブランクとなる33年ぶり出場の大垣日大(岐阜)が、昨年8月の全国高校総体8強の松本国際(長野)に2-0のストレート勝ち。久しぶりの春高の舞台で攻守に躍動し、6日の2回戦へ進出した。 第1セットを25-22で奪うと、第2セットも25-23で逃げ切った。終始先行し、第1セットでは追いつかれても突き放し、第2セットは追い上げられたが振り切った。攻撃ではMBの小川寛太(3年)と主将の五十川拓斗(3年)を中心に得点を重ね、守備では全員で粘り強く拾い、松本国際のミスにも助けられて快勝。小川は「アップでは皆緊張していたが、試合が始まると冷静にできた。明日も必ず勝って、(優勝候補の)駿台学園さんと試合をしたい」と笑顔を見せた。 竹中城史監督(47)は「うれしいですよ。やってくれました。よく頑張った。100点に近い」と選手をたたえた。「ミスがすごく少なかった。相手のミスで得点する流れを作ることができた。相手のサーブミスにすごく助けられた。終始先にいっていたのでよかった」と試合内容にも納得顔だった。(尾﨑陽介)