男子バレー、強豪アルゼンチンを3-1で下し今大会初勝利! 西田がチーム最多21点、高橋藍は14点、小野寺が12点、石川が11点【パリ五輪】
現地7月31日、パリ五輪男子バレーボールの予選ラウンドが行なわれ、52年ぶりのメダルを狙う日本がアルゼンチン代表と対戦。セットカウント3ー1(25-16、25-21、18-25、25-23)で勝利を挙げた。 【画像】パリ五輪に挑むバレーボール男子日本代表メンバーを一挙紹介! 第1セットの序盤、互いに1点ずつ取り合う一進一退の展開に。この状況を打破したのは、西田のサービスエースだった。10ー9から西田が2本連続のエースを決め、12ー9と点差を広げた。 石川祐希、高橋藍、山本智大が好レシーブを見せ、ミドルブロッカーの小野寺太志がスパイク。得点が入るたびに全員が雄叫びを上げるなど、日本は闘争心むき出し戦った。相手ブロッカーとの駆け引きを制して次々とスパイクを決める西田の活躍もあって、25ー16で第1セットを先取した。 第2セットは一転、日本のサーブ・レシーブが乱れて、序盤から中盤にかけてアルゼンチンにリードを許した。8ー15になった時点で日本は2回目のタイムアウトを使い切り、流れを引き寄せようと試みる。すると直後から小野寺のスパイク、西田のフェイント、高橋藍のバックアタック、石川のスパイク、西田のスパイク、石川のブロックアウトが決まって14ー16と追い上げた。 さらにアルゼンチンのスパイクがアウトとなって日本が20ー20に追いつくと、このプレーで日本のブロックにワンタッチがあったとして、アルゼンチンがビデオ判定を要求。判定は覆らなかったが、アルゼンチンはそれでも激しい抗議を続けたためレッドカードを受け、日本に1点が入った。完全に勢いに乗った日本が逆転で第2セットを奪った。 第3セットも序盤からアルゼンチンに先行を許す展開となり、12ー15となったタイミングでタイムアウト。13-18で2度目のタイムアウトをとったが、アルゼンチンの勢いを止められず、このセットを18-25で落とした。 第4セットも一進一退の展開となるんか、日本は14ー13から小野寺がブロックポイント。続けて高橋藍もブロックを成功させて16ー13とし、関田誠大が好調の小野寺を使って17ー13。高橋藍のショートサーブも決まって19ー15、山内晶大のスパイクで20ー16と得点を20点台に乗せていく。さらに宮浦健人のブロックアウトで21ー19、高橋藍のスパイクで24ー21とし、最後は宮浦がスパイクで25点目を決めた。 チーム最多得点は西田の21点で、14点の高橋藍、12点の小野寺、11点の石川が続いた。アルゼンチンを下した日本は、予選ラウンド2戦目で今大会初勝利となり、次戦は米国と現地8月2日に戦う。 構成●THE DIGEST編集部
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