鈴木誠也が17日ぶり打撃練習で柵越え5発「怖さがありましたけど…」 右脇腹痛でIL入りの中取材に応じる
◆米大リーグ メッツ―カブス(1日・米ニューヨーク州フラッシング=シティフィールド) 【写真】ダルビッシュ有、松井裕樹、今永昇太、鈴木誠也…サンディエゴで“日本人会”開催 右脇腹痛で負傷者リスト(IL)入りしているカブス・鈴木誠也外野手(29)が1日(日本時間2日)、敵地・メッツ戦前に、負傷した4月14日(同15日)の敵地・マリナーズ戦以来、17日ぶりの打撃練習となるフリー打撃を行った。26スイングで、センターバックスクリーン直撃弾や、左翼2階席弾など5本の柵越えを放ち、順調な回復ぶりをみせた。練習後はメディアに対応。冗談を交えながらも笑顔が多かった。主な質疑応答は以下の通り。 ―久しぶりのBP。感想はいかがでしたか。 「8割位(の力)で、結構いい感じだったと思います。初めてやることは怖さも出てくる。段階を経て、怖さを消して実戦に入っていく。きょう、外で打つのは初めてで怖さがありましたけど、思ったよりできました。明日この反動が出ないことを祈って、次のステップに進めたらと思います」 ―マイナー(アイオワ)でのリハビリ出場が見えてきましたか。 「ある程度、日程はあるけど、あとはけがの(回復の)具合で(決まる)と思います」 ―今から思えば何が原因だったと思うか。 「あの試合、腰が異常に張っていた。それが原因で、いつも動いていたところが動かなくて。試合前の準備はしっかりやったつもりでしたけど、思った以上に自分の出力に体がついていかなかったというのもある」 ―このリハビリ期間をどう過ごしていたのか。 「けがしたことには何が意味がある。しっかり考えて、今の時間を大切にしていかないといけない。いつかは絶対に治る。この時間を無駄にするかどうかで(将来が)変わってくる。メンタルのブレもなく、集中してリハビリやトレーニングが、出来ているかなと思います」 ―今永投手がここまで大活躍しているが。 「すごいと思います。以上です(笑い)。僕は(1年目)しんどかったです。僕がいるから、なんじゃないですか(笑い)」 ―去年8月、ここメッツ戦は3試合連続先発を外れるなど、不調だった。苦労したことを、思い出したりしましたか。 「いや、しない。忘れた(笑い)。嫌な思い出は消えていく頭なので。脳みそがちっちゃいから(笑い)」 ▼カブス・カウンセル監督 「ここまで順調に来ている。きょうは、外での打撃練習を含めて、フルメニューの練習を行う。また前に向かってステップを踏んだ」
報知新聞社