大阪駅の新たな顔へ、商業施設「ＫＩＴＴＥ大阪」が開業「歴史を引き継ぎ、新たな物語を」
ＪＲ大阪駅西側に７月３１日、商業施設「ＫＩＴＴＥ大阪」（大阪市北区）がオープン。開店前のセレモニーにはアーティストのアイナ・ジ・エンドらが登場し、開業記念のモニュメントがお披露目された。 【写真】圧倒的な存在感！真っ赤なドレスに身を包んだ、大阪出身のアイナ・ジ・エンド 同施設が入る「ＪＰタワー大阪」は、ＪＲ大阪駅西口直結というアクセスをいかし、ホテル、劇場、オフィスなどを備えた大型複合施設。その地下１階～６階を占める「ＫＩＴＴＥ大阪」では「日本のいいもの」を発見できる場として、食や暮らしにまつわるショップ１０１店舗がオープンし、全国のアンテナショップが充実したラインアップに。 開業セレモニーの主催者挨拶では、「日本郵便」黒木信浩氏が「ここは１５０年前に初代大阪駅があり、８５年前からは中央郵便局があった場所。人やもののつながりという歴史を引き継ぎ、新たな物語を生み出したい」と抱負を語り、「テーマの『ＵＮＫＮＯＷＮ』のように、体験したことのない人・こと・ものとの出合いでわくわくしていただきたい」と呼びかけた。 また、同施設のＣＭに出演し、コラボ楽曲の作詞を担当したをアイナ・ジ・エンドは「音楽や歌で花を添えることができ、『つながりの始まり』がテーマのＭＶ撮影などを通して、豊かに芽吹いていく過程に参加できてうれしかった」と笑顔を見せた。 セレモニーでは、１階アトリウムに設置された人と人をつなぐ「水引」をモチーフにしたモニュメントもお披露目され、「結び」のコンセプトを表現。制作に携わった大阪芸術大学の学生とアイナが最後のピースをはめて、華やかなモニュメントが完成した。 取材・文・写真／塩屋薫
