沖縄国税事務所の（左から）高良英靖酒類業調整官、児島範昭所長、田口義和間税課長＝4日、那覇市泉崎の琉球新報社

　沖縄国税事務所は泡盛を含む日本の伝統的酒造りが国連教育科学文化機関（ユネスコ）の無形文化遺産に登録されたことを受けて、来年2月に県内のプロ野球キャンプ地3市村で泡盛をPRするイベントを企画している。 【写真】泡盛じょーぐーら喜び　「待ちかんてぃーした」ユネスコ無形遺産登録

　実施するのは読売ジャイアンツ、広島東洋カープ、阪神タイガースがキャンプを行う那覇市、沖縄市、宜野座村。球場内にブースを設置し、各地域近隣の泡盛をPRする。キャンプ中は県外からも多くの人が訪れるため、全国に泡盛の魅力を発信したい考え。 　4日に那覇市の琉球新報社を訪れた児島範昭沖縄国税事務所長は「登録を弾みにしようと熱心に酒造所が頑張っている。県外、海外にもPRしていきたい」と話した。