新作ミュージカル「ダイニング・テーブル」開幕、ブロンテ一家のきょうだい描く群像劇
「Group B presents『ダイニング・テーブル~ブロンテ一家のいたところ~』」が昨日6月11日に東京のタブラオ・フラメンコ・ガルロチにて開幕した。 【画像】Group B presents「ダイニング・テーブル~ブロンテ一家のいたところ~」チラシ表 Group Bは、エスムラルダ、大部胡知、平戸麻衣によるミュージカル製作ユニット。新作となる「ダイニング・テーブル~ブロンテ一家のいたところ~」では、ブロンテ姉妹の家族の物語が立ち上げられる。19世紀半ば、イングランドの田舎町にある牧師館。シャーロット・ブロンテがダイニングテーブルで小説を書いていると、彼女の前に、数年前に亡くなった弟妹たちの亡霊が現れて……。 脚本・作詞をエスムラルダ、作曲・音楽監督を大部、演出を平戸が担当。出演者には沼尾みゆき、田中秀哉、水野貴以、村田実紗、羽根渕章洋が名を連ねた。 開幕に際し、平戸は「『ジェーン・エア』『嵐が丘』『アグネス・グレイ』などを生み出したイギリスの作家・ブロンテ姉妹の家族を題材に、才能への嫉妬や創作の苦悩を描いたビターコメディです。シャーロットと幽霊となって現れたきょうだい達が、生きているうちに言えなかった思いを言い合ううちに新たなお互いの人間像に気づいていく、家族という難しい存在を再構築し、自分の道を見つけていく群像劇になっています。お食事付きのレストラン公演という少し珍しい形態の公演もお楽しみいただけると思います。是非足をお運びください」と呼びかけた。 上演時間は約1時間20分。終演後に食事とアフタートークの時間が設けられる。公演は6月15日まで。 ■ Group B presents「ダイニング・テーブル~ブロンテ一家のいたところ~」 2024年6月11日(火)~2024年6月15日(土) 東京都 タブラオ・フラメンコ・ガルロチ □ スタッフ 脚本・作詞:エスムラルダ 作曲・音楽監督:大部胡知 演出:平戸麻衣 □ 出演 長女・シャーロット:沼尾みゆき 長男・ブランウェル:田中秀哉 次女・エミリ:水野貴以 三女・アン:村田実紗 父・パトリック:羽根渕章洋