侍22歳は「数年のうちにメジャーに渡る」 敏腕記者断言…MLB球団“お気に入り”の才能
プレミア12を取材するモロシ記者が高橋宏斗を絶賛
若きエースにすでに米記者も注目している。野球日本代表「侍ジャパン」の高橋宏斗投手(中日)は15日、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」グループBの韓国戦に先発した。MLBネットワークのジョン・モロシ記者は「MLBの球団は彼の投球を気に入っているだろう」とすでに興味を示していた。 【写真】侍左腕の“彼女”が「美人すぎ」 恋人繋ぎで登場に大注目「可愛い」 22歳の高橋は昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に最年少20歳で選出されると、決勝では米国代表のマイク・トラウト外野手(エンゼルス)から三振を奪うなど、1回2安打無失点。世界一に貢献した。 韓国戦は4回を7安打2失点8奪三振と本来の投球ではなかったが、メジャーリーガー相手に力投を見せた右腕に米メディアも注目している。ラグザス プレミア12の取材で台湾を訪れているモロシ記者は「直近ということはない」としつつも「今後数年のうちに彼はメジャーに渡るだろう」と断言した。 モロシ記者が評価した部分は変化を恐れない性格だった。高橋はWBCのチームメートでもある山本由伸投手(ドジャース)のフォームを参考にしたことも。同記者は「ヨシノブ(山本)に近づく可能性に賭けて、フォームを変更したことは知っている。完成された選手であれば、時にそれは難しいことかもしれない。恐怖心が芽生えるから。でも彼は勇気を持って、自分の可能性に賭け、成功を掴んだ。とても尊敬している」と称えた。 今オフも佐々木朗希投手を筆頭に小笠原慎之介投手(中日)、菅野智之投手(巨人)らNPBから複数の投手がメジャー契約を目指す。「間違いなくタカハシは素晴らしい能力を持っている」。米国での活躍に太鼓判を押した。
川村虎大 / Kodai Kawamura