「サンスポ×吉本新喜劇」に出演する間寛平

吉本新喜劇ゼネラルマネジャー（GM）の間寛平（75）が11月3日に大阪・YES　THEATERで上演される吉本新喜劇とサンケイスポーツの初コラボ公演「サンスポ×吉本新喜劇～記者が新喜劇の台本を書いてみた～」に出演することが16日、分かった。おなじみの寛平爺さんで出演予定。脚本家デビューする本紙芸能担当、渡辺洋次記者（36）の台本を見た寛平は「これでウケなかったら芸人の腕がない」と太鼓判を押した。 【写真】おなじみの寛平爺さんで出演する予定も大暴れ間違いなし！？ 「サンスポ×吉本新喜劇」異例のコラボ公演に喜劇集団を束ねるトップが男気出演だ。おなじみの寛平爺さんが舞台で大暴れする。 これまでも名だたるタレントとコラボしてきた新喜劇だが、今回はゲスト出演などはなく、サンスポは制作側として参入。座長は吉田裕（45）が務め、新幹線顔の伊賀健二（47）、ゴリラネタの森田まりこ（43）、陽気なギャガー、レイチェル（40）ら全キャストが決定した。 プロジェクトは昨年12月「淀川寛平マラソン」の控室がきっかけ。寛平と渡辺記者が雑談をしていたときだった。渡辺記者の脚本家志望を聞き「いっぺんやってみたら？」と背中を押した。チャンスを与えた新喜劇の総帥が、渡辺記者の初陣ためにひと肌を脱いだ。 2022年2月にGMに就任して以降、若手にチャンスを与え続けてきた寛平GM。「やってみんと分からんから。僕も若いときから師匠の花紀京に『1回やってみ？』と言われ続けてきた。やってみて初めて、できるできないと気がつくわけやから」と意図を説明した。 肝心の渡辺記者の台本については「よう新喜劇見てるなと。話の筋もちゃんとしてるから、多分ウケると思う。これでウケなかったら芸人の腕がない」と太鼓判。「昔、西川きよしさんが『おもろない台本でもおもろくするのが芸人や』言うてた。坂田利夫の頭をフライパンでたたいたり、めちゃくちゃやってた。すべりそうになったら、芸人が盛り上げる」と筋金入りの芸人魂で脚本を支える。 「（新喜劇の）作家は芸人出身が多いけど、今回は記者。書くのが仕事なんで、まとめるのはうまいと思う。サンスポの渡辺君が一生懸命書いた舞台を見に来てあげてください」