清田みくり、「町中華で飲ろうぜ」新レギュラー始動 夢は故郷・和歌山凱旋「早く一人前に」
女優の清田みくり(21)が8日、新レギュラーを務めるBS―TBSの人気番組「町中華で飲(や)ろうぜ」(月曜・後10時)に初出演。このほど、スポーツ報知の取材に応じ、「今はできないなりに頑張りたい!という気持ちです。ビビりな部分も含め、自分の素の部分を見せられたら」と意気込んだ。 19年の放送開始時から出演していた高田秋(32)、坂ノ上茜(28)が卒業。この春、元乃木坂46の樋口日奈(26)と共にバトンを継いだ。3月末に神楽坂にある「宝龍」「上海ピーマン」を訪れ、番組ロケを初体験。初めて瓶ビールも口にした。 「頭の中はドタバタだったけど、何とかできました。先輩お二人の映像を見て、食レポやビールの飲み方も練習したんですが、お店の方との距離感、食レポのボキャブラリーのつたなさ、いつカメラを見ていいかだったり、想定外の連続で」とほろ苦いデビュー戦に。「拙い部分が多いと思うけど、向上心を持って頑張りたい。まだまだこれから。100点満点中80点ぐらいかな。成長を見守っていただきながら、早く一人前になって(視聴者の方々が)テレビの前で安心して飲んでもらえるようになりたいです」と話した。 17年、中学3年の時に所属事務所の全県全員面接オーディションに合格し、芸能界入り。18年にデビューした。「芸能界には漠然とした憧れがあったけど、(面接)会場は長蛇の列。その列を見て、これは厳しいな、もうダメだなって。いい経験だと思って、楽観的な気持ちで臨んだら受かりました」 上京して3年、女優として映画「チア男子!!」やNHK大河「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」などに出演。明るく純真で親しみやすいキャラクターを武器に、今回もオーディションでチャンスをつかんだ。 「5年続いていて、ファンの方々も多い番組。ほぼバラエティー未経験の私が受け入れられるのかな?という不安がありました。でも、やるからには全力を尽くします。(先輩の)お二人は愛されていたので、そういう風な存在になれるようにチャレンジしたいです」 母親の影響でハイボール派だったが、最近はビールのおいしさも分かるようになってきた。「東京の下町を知りながら、町中華のことも知っていきたい。地元の友達に『このお店、いいんだよ』と言いたいですね」。故郷の和歌山への凱旋(がいせん)ロケを夢見て突き進む。(加茂 伸太郎) ◆清田 みくり(きよた・みくり) ▼生年月日 2002年8月20日、21歳。和歌山県出身 ▼思い出の作品 22年Netflix「First Love 初恋」。「現場の熱量がすごすぎた。刺激的で忘れられない」 ▼NHK大河 19年「いだてん~東京オリムピック噺~」で初出演、聖火ランナーの鈴木久美江役 ▼舞台 23年劇団papercraft第9回公演「人二人」で初主演 ▼待機作 5月3日公開の映画「水深ゼロメートルから」 ▼特技 エレクトーン(幼稚園から中学生まで)、書道(小学生から中学生まで) ▼マイブーム カメラ ▼身長 167センチ
報知新聞社