秋山依里、『仮面ライダー』女優が結婚・子育てを経てコスプレイヤーになった理由
好きなキャラクターへの理解が深まる
――コスプレ衣装はどうやって準備しているんですか? 秋山 私服っぽい衣装だったら、似ているやつを探して、ちょっとアレンジをして作りますね。これは無理だ!って思うのはさすがに依頼するんですけど(笑)。七星めろんちゃんっていう福岡のコスプレイヤーさんは造形が得意なので、「めろんちゃんならこの衣装を完璧に作ってくれる」と思って衣装制作をお願いしたりしています。 ――「東京ゲームショウ」の後はイベントなどに参加したんでしょうか。 秋山 冬コミ(冬開催のコミケの略)が3日間あった頃は、全日程参加していました。今考えるともう無理ですね。最近は1人で参加することもありますけど、当時は友だちが一緒にいたからこそ。3日間行けたっていうのはあります。 ――他にはコスプレ活動を何かされているんですか? 秋山 最近、「併せ(条件を縛って複数人でコスプレをすること)がしたい」って言ったら、カメラマンさんがいろいろセッティングしてくれたんです。実は昨日も、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(リズムゲーム)の「LiPPS」っていう綺麗なお姉さんチームの併せに行ってきました。X(旧Twitter)を見てもらうと、そのときの写真が上がっていると思います。 ――色々活動されていると。ズバリ、コスプレの面白さはなんでしょうか。 秋山 元々、本を読むのが好きで、読んでいると声が聞こえてくるタイプなんです。台本を読んでいるときも同じなので、物語と役を自然とつかむことができているんだと思っています。コスプレの衣装を着てキャラクターを表現するのはお芝居に通じるものがあるのかなと。2次元のキャラクターが3次元にいるって考えることがすごく楽しいし、好きなキャラクターへの理解が深まるのが面白いですよね。 ――今後、イベントへ参加される予定は? 秋山 タイミングが合えばですね。「夏コミ」(夏開催のコミケの略)はちょっと暑さがしんどいのでわからないですけど。お祭りみたいだし、大型イベントだと、地方の方がたくさん来て楽しいので、できれば行きたいですね。 ――次にコスプレしたいキャラクターを教えてください。 秋山 『崩壊:スターレイル』(スペースファンタジーRPG)の雪衣 (せつい)という子が推しなんですけど、ガチャで実装される前から好きだったので、やりたいと思っています。 ――では、今後のコスプレイヤーとしての目標は? 秋山さん 趣味なので、これからも自分のペースでやれたらいいなと思うんですけど、好きなことが仕事になるっていうのはすごく嬉しいので、ご縁があれば公式レイヤーなどもやってみたいですね。
ひがけん