大谷翔平のことを話す米国代表のソーシア監督が嬉しそう…エンゼルス1年目の恩師 日本との対決に「大谷は出ませんよね? じゃあ大丈夫です」
野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 プレミア12」に出場している米国代表のマイク・ソーシア監督(65)が20日、東京ドームで行われた公式練習後に会見した。21日の2次リーグ初戦・日本戦に向けた具体的なコメントは避けつつ、エンゼルス監督時代に関わったドジャース・大谷翔平選手の活躍にはうれしそうにコメントした。 ◆大谷翔平の妻・真美子さん、デコピンを抱きながらガッツポーズ【写真】 ソーシア監督は日本代表の警戒する選手について聞かれると、「誰か一人、二人と個人的な名前を挙げるよりチーム全体が危険なチーム。一球一球その状況でどんなプレーができるかに重きを置いている」と具体的な言及を避けた。先発投手についても「決まっています。24時間後にお知らせします」と手の内は明かさなかった。 現役時代の1981年と88年にドジャースで、エンゼルス監督としても2002年にワールドシリーズを制覇したソーシア監督。エンゼルスでは2018年までの19年間監督を務め、大谷のメジャー移籍1年目を見届けた。昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝と同じ顔合わせとなる日本との対戦について聞かれると、「大谷は出ませんよね? じゃあ大丈夫です」とジョークで応じた。 また入団当初から大谷がこれほど活躍すると思っていたかとの質問には「1年しか選手として見ていないですけど、大谷選手をリクルートするプロセスに関わっていました。入団前から大変自信あふれる選手で身体能力は突出する素晴らしいものでした」と当時の評価を振り返り、「もちろん彼がこのような大きな偉業を成し遂げる選手になるのは予見していました。ただ、いつかというのは分からなかったのですが、これだけ早い段階で素晴らしい偉業を達成するということで自分たちにとってもうれしいことですし、本当にすごいことだと思います」と話した。
中日スポーツ