K-1vs.Krush4対4綱引きマッチに出場する選手たち。ジンのみ再計量（C）Krush

　4月28日（日）東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.160』の前日計量が27日に都内にて行われ、K-1vs.Krushスーパー・ライト級（65kg）4対4マッチに出場する8名のうち、ジン・シジュンが350gオーバーの再計量となり、残り7名が計量をパスした。 【フォト】K-1vs.Krush4対4マッチ出場選手の鍛え上げたボディ！ 　今大会の目玉は、K-1vs.Krush スーパー・ライト級4対4マッチ。K-1側からはゴンナパー・ウィラサクレック（タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム）、林健太（FLYSKY GYM/Tmile Gym）、佐々木大蔵（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）、ジン・シジュン（韓国/チームサイコピットブルズ）の4名が選出。 　Krush側からは、稲垣柊（K-1ジム大宮チームレオン）、寺島輝（TANG TANG FIGHT CLUB）、塚本拓真（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）、FUMIYA（E×F）がエントリーされて、明日の大会当日に綱引きで組み合わせが決まるという斬新な抽選が行われる。 　以下、対抗戦出場選手のコメントと全試合の計量結果。 <K-1> ゴンナパー・ウィラサクレック 「（意気込み）長い間ご無沙汰していました。こうして戻ってこられて嬉しいです。明日は全力を出し切りたいと思います。（相手が決まっていない状況について）少し不思議な感覚でいます。初めての経験、楽しみにしています。（久しぶりの試合になるが）試合をしていない時は、身体を休めていました。でも練習をずっとやっていました。ファイトスタイルは変わりません。（戦いたい相手は）自分にとっては誰でもOKです。（指名する選手が多いこと）言っていただけることは嬉しい。誰と戦うことになっても、戦うことは同じです。（Krushとの違い）K-1とKrush、両方で戦ってきましたが、これといった違いはありません。先輩と後輩のような感じですが、特別に意識していません。（やりたくない相手は？）とくにいません。誰とでもやりたいです。（メッセージ）ファンのみなさん、明日の試合が楽しみです。明日は勝ちをもぎとりたいです」 林健太 「（意気込み）立場的にK-1ファイターの僕が負けられないので、圧倒的に勝ちたいです。（相手が決まっていない状況について）いつも通りです。（誰と対戦して何を見せたいか）話を聞いていたら、ゴンナパーうるさいので、俺のことを見えているのかなとイラつきますね。全力でど突きたい。（Krushとの違い）プライドはないですけど、一度、K-1世界チャンピオンになっているので、ここでKrushに負けると傷がつくので負けられないですね。（やりたくない相手は？）やりたくない人はいないですけど、ゴンナパーうるさいので全員とやりたい。（メッセージ）Krush側が味わったことない気合いを見せたい」 佐々木大蔵 「（意気込み）いよいよという感じで、ワクワクしています。みんなで盛り上げたい。（相手が決まっていない状況について）違いますね。特別だと思いますし、だからこそワクワクが強いのかなと。（誰と対戦して何を見せたいか）僕も、みんなとやりたいです。だけど、塚本選手が僕の名前をあげてくれているのと、記者会見の時に会話したことも覚えているので、まだ交わったことがない塚本選手とやりたいです。あとは、寺島選手と試合をしたことがあるし、塚本選手とは練習したことがある。FUMIYA選手とは、プライベートで付き合いがあります。（プライベートの付き合いとは？）中国で試合をした時に日本代表として一緒になって。その後も、家族で食事とかしました。自分としては試合をするのは10か月間ぶりで、そうした思いが今回乗っています。会見もそうですし、計量もそう。綱引きも含めて明日が楽しみで、ワクワクが詰まり過ぎた状態です。 （Krushとの違い）特にはないです。僕もKrushでベルトを巻いてきた人間なので、それぞれの良さがあります。そうした思いを届けることが役目だと思っています。（やりたくない相手は）やりたいのは塚本選手で、でもFUMIYA選手が僕とやりたくないと言っていたんで、逆にやりたくなりましたね。もっと、知りたくなりました。（メッセージ）綱引きを含めて、明日は全選手、みんなで楽しめればいいなと思います」 ジン・シジュン　※再計量のため欠席。 <Krush> 稲垣柊 「（意気込み）いい準備ができましたし、明日は僕が65kgを獲る第一歩の試合なんで、それをリング上で示したいと思います。（相手が決まっていない状況について）まったく違いますね。今でも誰とやるのか分からないので、全員とやる感じです。（誰と対戦して何を見せたいか）一番はない。全員が強いと思っているので。誰かと言われれば、やりたいのはゴンナパー選手です。勝った代償も大きいと思います。自分の手で綱を引き寄せたいです。世界トーナメントを見据えてやっていますので。（やりたくない相手は？）僕も、ジン選手は引きたくない。強い弱いではなく、試合の映像が少ない。相手の対策全員やっていますけど、試合映像少ないですし、穴が分からない。（メッセージ）Krush王者として世界をとる一歩。明日、リング上で証明します」 寺島輝 「（意気込み）いい仕上がりで迎えられたので、明日は全力でやるだけです。（相手が決まっていない状況について）俺はちょっと違いましたかね。自分にフォーカスできた。精神面的にも、同じ内容でもちょっと違ったかなと。（誰と対戦して何を見せたいか）1回負けているので佐々木選手ですね。世界一を見据えてやっているので、その査定試合と思っています。（やりたくない相手は？）均等です。いないです。（メッセージ）プロ連を一緒にしている拓真と、一緒にメインを張れるのが嬉しい。明日は、大事な日になる」 塚本拓真 「（意気込み）相手は決まっていないんですけど、自分自身を高めてここまできました。明日は盛り上げて最高の日にするので、応援お願いします。（相手が決まっていない状況について）自分も別に変わらずです。誰とやることになっても強い選手たちなので、いつもと同じようにいい緊張感を持っています。（誰と対戦して何を見せたいか）強さはゴンナパー選手なんで、勝てば見返りはでかい。あとは、佐々木大蔵選手がベルトを持っている時に、“いつか辿り着くので覚えておいてください”と伝えたことがあって、どのくらい通用するのか試したいです。あとは、Krushらしい試合をしたいです。（やりたくない相手は？）やりたいのは最初に決まっていた3人で、自分がアマから見てて凄いリスペクトしていたんで。そうなると、ジン選手になります。（メッセージ）やってきたことを出したい。抽選会から見てください」 FUMIYA 「（意気込み）相手が決まっていないので分からないんですけど、思い切り会場を盛り上げればいいかなと思っています。（相手が決まっていない状況について）そんなに考えていないので、当日、相手が決まっても変わらない。自分らしいファイトができればいいかなと思っています。（誰と対戦して何を見せたいか）僕はタイで1カ月練習をしてきたので、ゴンナパー選手とやってどれだけ強いのか、自分の僕の蹴りがどこまで通用するのか知りたいです。（蹴りで行くのか？）パンチでいきます（笑）。僕はKO率100％なんで、どの選手でもKOで勝たないといけない。（やりたくない相手は？）佐々木さんとはやりたくないですかね。でも、引いたらやるしかないんで。（メッセージ）Krushらしい、これぞKrushをお見せします。1軍がK-1、2軍がKrushは悔しいので、KrushのリングでK-1の選手を倒したい」 ＜計量結果＞ ▼K-1×Krush スーパー・ライト級4対4マッチ/3分3R・延長1R <K-1> ゴンナパー・ウィラサクレック（タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム）→64.95kg 林健太（FLYSKY GYM/Tmile Gym）→64.95kg 佐々木大蔵（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）→65.00kg ジン・シジュン（韓国/チームサイコピットブルズ）→65.35kg※350gオーバー再計量 <Krush> 稲垣柊（K-1ジム大宮チームレオン）→64.95kg 寺島輝（TANG TANG FIGHT CLUB）→64.95kg 塚本拓真（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）→64.95kg FUMIYA（E×F）→64.95kg ※カードの組み合わせは、試合開始時刻18時からリングで行われる公開綱引き抽選で決定する。