新型ブガッティ・トゥールビヨン登場。6億円超のスーパーカーは全てが異次元だ!
V16エンジン+モーター搭載で規格外のパフォーマンスを実現! 【写真を見る】新型トゥールビヨンの内外装(17枚)煌びやかなメーターが美しすぎる!!!
最高速度は400km超!
6月20日、ブガッティは、新しいハイパーカー「トゥールビヨン」を発表した。 新型トゥールビヨンは、「シロン」や「ヴェイロン」に搭載していたW16エンジンではなく、自然吸気のV16エンジンに置き換えられた。なお、V16エンジンの市販車搭載は、1991年登場のチゼータ「モロダー・V16T」以来という。 コスワースと共同開発された8.3リッターのV16エンジンは、軽量金属などを多用することで重量は252kgに抑えられたのが大きな特徴だ。最高出力は実に1000psに達する。 加えて、リマック社製のモーター3基(フロント2基、リヤ1基)を組み合わせることで、システム総出力1800psというとんでもないパワーを実現した。 搭載するバッテリー容量は25kWhで、満充電時、電気のみで59km以上走行可能という。さらに、800V対応の急速充電器にも対応するそうで、0~80%の充電に要する時間はわずか12分。 最高速度は暫定で445km/h。ただし、タイヤやエアロパーツなどの条件次第ではこの数値を上まわる可能性が高いという。0~100km/hの加速タイムは2.0秒を、0~200km/hは5.0秒未満を目指しているという。 デザインはこれまでのブガッティの流れを汲むが、空力性能を高めるべく開閉式のリヤウイングなどの形状は見直された。ボディ各所にはカーボンファイバーといった軽量素材を使う。 ディヘドラルドアは電動開閉式を採用する。インテリアはスイスの時計職人が手がけたメーターが目をひく。チタンやルビー、サファイアなども使われた超豪華な計器だ。ダッシュボードには格納式の小型タッチスクリーンを設置。Apple CarPlayにも対応する。 価格は約6億4000万円! 250台限定だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)