鷹の元ドラ1右腕が育成再契約「初心に戻ってやる」 戦力外から12日…3年間で1軍なし
2021年ドラ1位右腕は今季2軍戦で6登板…「チームに貢献したい」
ソフトバンクの風間球打投手が16日、ファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で契約更改交渉に臨んだ。オンラインで取材に応じ、来季に向けて育成再契約を結んだことを明言した。推定年俸は現状維持の1000万円。 【写真】「可愛すぎ」「まじで素敵」鷹戦力外の生海と“美人妻”の2ショット 入団から2年間は、2軍登板すらなかった。3年目の今季は2軍戦で6試合に登板。計5イニングを4失点(自責3)、防御率5.40という成績に終わった。 右腕は今季について「いい時も悪い時もあった。1年間投げるのは難しいなと思いました」と振り返った。良かった点として「何試合か、4月5月は手応えのある試合はありました。序盤は良かった。そこから3軍でなかなか調子を取り戻せなくて、波があるのは課題として出たと思います」と述べた。 秋田・ノースアジア大明桜高時代には最速157キロを計測。2021年ドラフト会議で1位指名を受けた。背番号「1」を与えられるなど、大きな期待を一身に背負ってのプロ入り。4年目の来季は育成選手として再出発をすることが正式に決まった。 背番号が3桁になることに「やることは一緒なので。しっかりと、入った時は1番でしたけど、気持ちを切り替えて、初心に戻ってやりたいです」。さらに「支配下を目指して。プロに入ったからには1軍で投げることを目標に。番号が変わっても、やるべきことをやってチームに貢献したいです」と力を込めた。 右腕は今月4日に戦力外通告を受けた。3年目を終えて1軍登板なしという現状に「当然の結果。しっかりと受け止めて、野球を続けていきたい」と胸中を明かしていた。
Full-Count編集部