（写真：テレビ北海道）

去年、札幌・ススキノのホテル客室で頭部を切断された男性の遺体が見つかった事件で札幌地検はきょう、田村瑠奈容疑者を殺人などの罪で、両親についても殺人ほう助などの罪で起訴しました。起訴状によりますと、札幌・厚別区の田村瑠奈被告は去年7月、ススキノのホテルで恵庭の会社員男性を殺害した後、首を切断して頭部を自宅に持ち帰ったなどとして、殺人・死体遺棄・死体損壊・死体領得の罪に問われています。また、父親で精神科医の田村修被告は殺人ほう助、死体損壊ほう助、死体領得ほう助の罪で起訴、母親の田村浩子被告については、死体損壊ほう助、死体遺棄ほう助の罪で起訴されています。札幌地検は、3人の刑事責任能力を調べるため異例の半年間に及ぶ鑑定留置を行っていましたが、3人とも刑事責任能力が問えると判断した形です。