【多摩川ボート・SGオールスター】定松勇樹と瓜生正義が準優1枠圏内/宮地元輝 上位通過目指し貪欲
< 23日・多摩川ボート・3日目 > 16人参戦の九州・山口勢は、まだ10人が目安の6.00超えの可能性を残す。準優に一人でも多く送り込めるようベストを尽くす。 最上位は得点率7.50で2位タイの定松勇樹と瓜生正義(ともに30点/4走)。好素性機の威力で4戦2勝の定松は、この日も「エンジンのおかげ」と相棒の32号機に感謝しっぱなし。予選5走なので得点率6.00超えは既に確定。6枠1走の4日目は、このまま準優1枠を確保なるかの勝負だ。
瓜生は未勝利ながら4戦オール3連対。3日目のイン戦は大外の菅章哉にまくられて白星といかず、「菅君が全く見えていなくて…。見えていれば対処もできたんですが」と頭をかいたが、「そこから立て直せたのはよかった。エンジンはしっかりしていますよ」。苦しい中での2着で、結果的に機力の良さを裏付ける走りになった。こちらも予選5走で、4日目は6枠1走。目指す走りは定松と同様だ。
初日にドリームを制した峰竜太は、その後は5、2、5着と出入りが激しく、「レース中のラッキーがない」。得点率は15位タイだが4日目は2走。準優1、2枠のチャンスだってないとは言えない。 峰よりも上に位置する13位タイ宮地元輝も、同じく2走でチャンスは同様。「取れるだけポイントを取る。そうすれば準優内枠が手に入る可能性だってある」。1、3枠と枠番も良く、狙っていいだけの状況だ。
西山貴浩、上野真之介、新開航は1着条件、篠崎元志は2走16点条件の大勝負。中でも西山は3日目後半、まくった菅に締め込まれて舟の制御を失いながらも3着。これでぎりぎり生き残って「危ないレースだった」とホッ。4日目は1枠。「インならSで遅れることはない」と自信。速攻劇で逆転準優入りだ。