日本鉄鋼連盟 今井正会長 輸入材対策の政府要望案 年明けに方向性固める
日本鉄鋼連盟の今井正会長は25日の会見で急増する鋼材輸入の対策について「中国の鋼材輸出は過去最大規模になる見通しでAD(アンチダンピング)など通商措置が各国・地域で発動されつつある。日本だけ通商措置を打たなければ国内のサプライチェーン(SC)維持やカーボンニュートラル対策に大きな影響が及ぶ。経済産業省だけでなく財務省や外務省も関わるテーマなので年明早々に方向性を決めたい」と鉄鋼連盟として政策要望案を早期にまとめる考えを示した。