Kōki,が主演映画「女神降臨」でラブコメ初挑戦 2025年3月と5月に二部作公開、〝女神〟を奪い合う同級生役に渡邊圭祐と綱啓永
モデルで女優、Kōki,(21)が2025年3月と5月に二部作で公開される映画「女神降臨」(星野和成監督)に主演し、ラブコメディーに初挑戦することが29日、分かった。世界累計view(閲覧)数64億回を記録した韓国発の人気WEB漫画の実写化で、さえない女子高生がメークの力で人生を切り開く物語。主人公を奪い合う同級生役は渡邊圭祐(30)と綱啓永(25)に決まった。 2018年にモデルとして芸能界入りし、映画や作曲活動など多彩に活躍する注目株が女優として大変身を遂げる。 「女神降臨」は、18年から電子コミックサービス「LINEマンガ」で連載されて46カ月連続で読者数ランキング1位を獲得した、韓国の漫画家、yaongyiさんの同名コミックが原作。地味でさえない容姿の女子高生・麗奈がメークの力で〝女神〟へと変身し、イケメン2人に奪い合われる三角関係のラブコメディーだ。 漫画は世界10カ国語でも同時配信され、今年3月時点で累計view数64億回と大ヒット。韓国では20~21年にドラマ化されて注目を集めた。その話題作の主役を射止めたのが、Kōki,だ。 22年2月の主演映画「牛首村」で女優デビュー。双子姉妹の一人二役を繊細に演じ分け、翌年のブルーリボン賞新人賞を受賞。初の海外映画「TOUCH/タッチ」(日本は25年1月24日公開)では主人公の恋人役をみずみずしく表現し、製作サイドは「まさにこの原作で描かれている麗奈というキャラクターの魅力をすべて詰めこんだような方で、きっと今までに見たことのないインパクトある企画になる」と難役を託した。 映画は日本オリジナルの要素を入れてメークで人生を切り開いた主人公が高校生から大人になるまでの〝恋〟と〝夢〟を追いかける9年間の物語を二部構成で描き、来年3月20日に前編「―Before」、5月1日に後編「―After」を連続公開する。 4月下旬から7月上旬にかけて撮影し、原作のファンというKōki,は別人級のすっぴん姿を披露。振り切ったビジュアルに加え、ホラー大好きオタクという異質なキャラクターを愛嬌たっぷりに演じ、「コミカルなお芝居や変顔など、この映画で、たくさんの新しい自分に挑戦しました」と充実の笑み。「麗奈のワクワクドキドキを一緒に感じていただきたいです」とPRしている。 ★原作者の先生が『原作から飛び出してきたみたい』と
主人公を奪い合う同級生の一人でクールで謎多き秀才・俊役を渡邊、俊と因縁の仲で麗奈に心を奪われるもう一人の同級生・悠役を綱が演じる。製作側は「原作の美しいビジュアルとキャラクターイメージを大切に、キャスティングを行いました」と説明。長身で美しい容姿の俊を演じる渡邊は「原作者の先生が『原作から飛び出してきたみたい』と言ってくださって自信が持てた」、歌手を目指す情熱的な悠役の綱は「演じてきた役の中でも1、2位を争うくらいカッコいい役柄」と喜んだ。