元全米女王ストサーがBJK杯オーストラリア代表監督に就任!「さらに一歩前進できることを願っている」<SMASH>
女子元世界ランキング4位のサマンサ・ストサー(オーストラリア)が、米テニス専門メディア『Tennis.com』のインタビューに登場。そのなかで、女子テニス国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ(BJK杯)」の代表監督に就任したことを報告し、チーム牽引に向けて意気込みを語った。 【画像】日本とコロンビアが激突!BJK杯を戦う女子代表選手の厳選フォト 現役時代、スピンの効いたストロークを武器にオーストラリアのテニス界を牽引したストサー。シングルスでは2011年の全米オープンで優勝、ダブルスでは4度(19年全豪、06年全仏、05、21年全米)、混合ダブルスでは3度(05年全豪、08、14年ウインブルドン)制すなど活躍を見せた。 多くのタイトルを獲得し、輝かしいキャリアを送ったストサーは、今年の全豪オープンを最後に現役生活を引退。そして約1年間の休養を経て、BJK杯代表監督に就任する。過去10年間にわたり監督を務めたアリシア・モリックから大役を引き継ぐこととなった。 新監督となるストサーは、19年と22年に自国を決勝に導いたモリックに対して「アリシア(・モリック)はこの役目において、選手たちを率いて素晴らしい仕事をしてくれた」と感謝の意を述べ、「間違いなくアリシアに何度も電話してアドバイスをもらうと思うわ。彼女が築き上げてきた土台を維持できるように頑張りたい」と今後に向けて希望を語る。 また、19歳でBJK杯にデビューしたストサーは、長年代表としてプレーしてきた経験を踏まえ、国を背負って戦う選手の気持ちに理解を示す。 「私は何年もプレーしてきた。一つわかっているのは、オーストラリア代表としてプレーするためにコートで戦う選手の気持ちよ。国の代表としてプレーする気持ちはよくわかる」 ストサーのBJK杯にかける思いは熱く、「みんなチームの一員になりたがっているし、素晴らしいチーム文化がある。私たちが2つの決勝に進出したことをとても誇りに思っているし、さらに一歩前進できることを願っている」と抱負を語った。 構成●スマッシュ編集部