白く染まるホワイトロード 「立冬」県内に寒気流入、7地点で今季最低
暦の上で冬の始まりとなる「立冬」の7日、石川県内は寒気が流れ込んで冷え込み、朝の最低気温は金沢で8・9度となるなど7地点で今季最低を更新した。日中も気温が上がらず、正午までの最高気温は金沢11・0度、輪島12・1度と12月上旬並みとなった。 冬本番が近づき、白山白川郷ホワイトロード周辺では山の木々が白く雪化粧し、一面の銀世界が広がった。雪の影響で午前8時から有料区間が全線通行止めとなり、石川県側は路面の安全が確認できたため午前10時から通行を再開した。岐阜側は引き続き通行止めとなっている。ホワイトロードは10日まで供用する。 降雪に備え、IRいしかわ鉄道は7日、線路を除雪するラッセル車の点検を始め、金沢市の基地からあわら市の芦原温泉駅まで試験走行した。