メッセンジャー黒田「皆が声をそろえて大阪NHKで朝ドラでやりたい」アニメ「規制がすごくあって」
お笑いコンビ「メッセンジャー」の黒田有(54)が2日放送のMBSラジオ「それゆけ!メッセンジャー」(土曜前11・30)に出演。NHKが朝ドラで実写化したいアニメについて語った。 相方・あいはらが近年は昭和の“スポ根”アニメなどが、コンプライアンスの観点等で再放送が難しいという話題を振り、大阪の下町を舞台にした「じゃりン子チエ」も「ある意味、現実的な話とほのぼのした話が混ざってる。全部が幸せじゃない。それが良いなって思ってた」と自身は好きで子供にもDVDを見せていたという。ただ、SNS上では再放送が難しいとされているアニメと言われていることを紹介した。 これには黒田も「僕、朝ドラ出てたやんか?NHKの人ら、制作陣とご飯食べに行って、皆が声を揃えてやりたい、実は大阪NHKで朝ドラでやりたいのはじゃりン子チエらしい」とあいはらの意見に賛同した。 そして「ただね、やっぱりじゃりン子チエはできないと。今、あいはらが言ったみたいに規制がすごくあって、小学生の女の子が1人で家を切り盛りしてる。ホルモン焼き屋をやったりしてるのもアカンし、お父さんが博打打ち。そのシーンもどうやっていうのでいつも頓挫するって言ってた」とやはり現代では映像化するのが難しいと続けた。 黒田は「僕ら関西人からすると、じゃりン子チエは皆、大好き」とし、自身が出演していた連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本を担当した足立紳氏も「じゃりン子チエをいつか書きたいです」と言っていたと明かした。 あいはらも「作品としてはめちゃくちゃ良い。俺ら小さい頃から大阪にいた人間としては“あった。こんな風景あった。こんな奴おったな”って」と大阪のリアルを描いていたと力説。黒田も「すべてに蓋してしまうってのはどうやねんってね。学校教育も“皆、平等で”って教えるけど、ちょっと待ってくれと。社会出たら一つも平等なことなんかないわけよ」とうなずいていた。