世界のクイーン&プリンセスは、「国際女性デー」にどんな活動をしている?
3月8日は、「国際女性デー(別名、ミモザの日)」。その始まりは、100年以上前の19世紀末から20世紀初頭の欧米で、女性に対する差別や不平等の解消を求める機運が高まってきた頃にさかのぼり、1977年の国連総会で正式に「国際女性デー」が定められてからは、毎年世界各地で、女性の権利と国際平和を祝う活動やイベントが行われている。 【写真】「国際女性デー」は黄色でお祝い! キャサリン妃ほか、HAPPYミモザカラーファッション35 今回は、ロイヤルレディの国際女性デーでの発言や活動をピックアップ! 発言力、影響力のある彼女たちならではの活動はどんなものか、見て行こう。
メアリー王妃/デンマーク
2021年3月8日、末娘ヨセフィーネ王女に、国際女性デーはどういう日かを尋ねられた時のエピソードをインスタグラムにシェア。 メアリー王妃は、「誰にも、何にも邪魔されることなく、自分が夢見ているものは何でも成り、実行できると信じ、信頼する日」だと答えたそう。「おそらく私の答えは彼女にとって当然のことなのかもしれないが、世界中の他の多くの女の子にとってはそうではない」と指摘し、「私にとって平等とは、誰もが同じであるということではなく、チャンスが訪れて決断を下すとき、あるいは夢を追うときにジェンダーが役割を果たすことを許されないこと。」として、女の子たちに夢を追うよう、メッセージを発信した。
2023年3月8日には、メアリー王妃は国際女性デーを記念したいくつかのイベントに出席。まずは、国連シティで開催されたジェンダー・ダイバーシティ・ラウンドテーブルに参加し、変化とデジタル化の時代における多様性、平等、包摂についてディスカッション。その後、オールボー大学で行われた国際女性デーの祝賀イベントに出席し、労働市場における不平等、平等のパラドックス、女性の価値にフォーカスした議論がされた。
キャサリン妃/イギリス
2023年の国際女性デーには、アイルランド近衛連隊の大尉であるキャサリン妃がソールズベリー平原の陸軍訓練所にて、大尉就任後初となる公務に出席。 この公務が国際女性デーと重なったのは偶然のことだったようだが、氷点下の寒さで雪も降る中、死傷者訓練などに懸命に取り組むキャサリン妃の姿は、女性たちにインスピレーションを与え、ロールモデルだと称賛の声が上がった。