帝京15年ぶりの選手権切符に主将・砂押大翔「選手権優勝しか掲げていない」戦後単独最多7度目頂点目指す
サッカーの全国高校選手権の東京Aブロック決勝が16日、駒沢陸上競技場で行われ、選手権6度の優勝を誇る帝京が、国学院久我山を2―1で下し、15年ぶり35度目の出場を決めた。 前半18分に先制を許したが、前半34分に背番号10番のエースFW森田晃が同点ゴールを決めると、試合終了間際の後半39分に、エリア内で倒されて獲得したPKを、途中出場のMF土屋裕豊が決めて勝ち越し。5分のアディショナルタイムに国学院久我山の猛攻を浴びたが、「カナリア軍団」と呼ばれる名門が、最後までリードを守り抜いた。 ヒーローインタビューで主将のMF砂押大翔は「15年間出られていないというところで、選手権優勝の目標に対する出場権を得られたことはうれしいこと。選手権優勝しか掲げていないので、これからも応援よろしくお願いします」と宣言。現時点で優勝回数は国見(長崎)に並んで戦後最多タイ。新カナリア軍団が、新たな偉業を成し遂げる。
報知新聞社