ウクライナが“重要局面”で投入 水上ドローン「シーベビー」とは? ロシアの脅威に――800 km移動可能、費用もミサイルの10 分の 1で戦況に変化も
■戦況は?…無人機による攻防激化も
小栗委員長 「軍事に詳しい笹川平和財団上席フェローの小原凡司さんによれば、シーベビーは小型でスピードが速いことから、ロシア側からも発見されにくいものです」 「ウクライナ情勢に詳しい慶応義塾大学の廣瀬陽子教授にも聞きました。シーベビーはミサイルと比べて費用が10分の1程度で、ロイター通信によると約3500万円で造ることが可能であり、クラウドファンディングで開発資金を世界中から募っているといいます」 「廣瀬教授によると、こうしたことは既にロシアにとって脅威となっています。ドローンによって安定的に攻撃ができるようになると、今後ゲームチェンジャーになる可能性もあるとしています」 有働キャスター 「一方でロシアに目を向けると、プーチン大統領は8月、ロシア製の無人機(ドローン)を増産するよう指示しました。無人機による攻防がさらに激化する恐れがあるということになります」 「その無人機で攻撃される、殺されるのは人間だということは、忘れてはならないと思います」 (8月17日『news zero』より)