「組手」への転機は龍野美咲選手 空手道・奥村結愛選手(岡山・福浜中1年)【キラキラアスリート】
岡山放送
岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、岡山市北区のジップアリーナ岡山で2023年11月23日に開催された、岡山県小・中学生空手道選手権大会の中学1年女子「組手」で優勝した奥村結愛選手(秀修館総本部、岡山市立福浜中学校)です。 ■決勝は“突き”で勝利を確信 決勝戦の相手は酒井和心選手(秀修館日生)。背の高い選手でしたが、奥村選手は試合開始直後から積極的に攻めてポイントを先取。勝利への手応えを感じたという「突き」が効果的に決まり、優勢勝ちで全国大会出場を決めました。試合後、奥村選手は満面の笑みを浮かべ「勝ててすごくうれしい」と語りました。 ■中学校の先輩の「組手」に憧れて 奥村選手は4歳で空手道を始めました。「形」の選手の動きを見たことがきっかけでした。その後、中学校の先輩でもある龍野美咲選手(福岡大)を見て、「組手」が好きになったといいます。高松中央高校時代にはインターハイを制した龍野選手の手数の多さや蹴り、突きなどを参考にしたいと、日頃通っている道場でレベルアップを図っています。 ■将来の夢は「警察官」 将来の夢は警察官。「かっこよくて強いイメージだから」ということです。3月29日から開催の全国中学生空手道選抜大会(京都・亀岡市)に向け「しっかり練習して頑張っていきたい」と抱負を語る奥村選手。全国の舞台で勝ち進み、“強い”選手になろうという今後に注目です。
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