快挙!16歳久保凛が衝撃の日本人初800m“2分切り” U18で史上9人目 スタートから単独走で1分59秒93の快走 19年ぶり日本記録を更新【陸上女子】
◇陸上 2024年度第1回長距離強化記録会(15日、奈良県立橿原公苑陸上競技場) 東大阪大敬愛高2年生16歳久保凛選手の勢いが止まりません。 【画像】16歳久保凛が日本選手権800m初出場でV 15日に奈良県で行われた記録会の800mタイムレースに出場。1分59秒93で2005年に杉森美保さんが記録した2分00秒45の日本記録を19年ぶりに更新。日本選手で初めて2分の壁を突破しました。 久保選手は、サッカー日本代表の久保建英選手のいとこで、昨季は1年生ながらインターハイの800mで優勝。今季はグランプリシリーズ3連勝で、5月の静岡国際陸上では、U18日本新記録となる2分03秒57をマーク。先月の日本選手権では2分03秒13の自己新記録で初出場で日本一となりました。 ペースメーカーはいないレースで、スタートから飛び出しそのまま独走。1周目を59秒で回ると、そのまま後半もペースは落ちず、快記録をたたき出しました。 日本選手権後には「次はオリンピックや世界選手権に」と話していた16歳は、自己ベストを3秒20大幅更新。世界を見渡してもU18で史上9人目となる2分切りとなり、U18世界歴代8位となる衝撃の記録となりました。 ▽レース結果 1位 1分59秒93 久保凛(東大阪大敬愛高2年) 2位 2分05秒69 北村凜(東大阪大敬愛高3年) 3位 2分05秒90 朝野流南(東大阪大敬愛高2年) ▽これまでの記録 日本記録 2分00秒45 杉森美保(2005年) 日本高校記録 2分2秒57 塩見綾乃(2017年)