「総額1500万円」山小屋購入し自分でリフォーム 島谷ひとみの港区住まいから田舎を求めた40歳の決断
── 山小屋はいくらくらいで購入されたのでしょうか? 島谷さん:山小屋自体の購入価格は約400万円ですが、リフォームには約1000万円かかりました。具体的には、家の壁や床を一新し、基礎をコンクリートで固めたり、ウッドデッキを新たに作ったりといった工事ですね。内装もすべて改装しました。 前の住人が残していった家財道具や浴槽などもトラックを呼んで一式捨てたので、片づけだけでもけっこう大変でしたね。粗大ごみの処理にはトラック1台あたり約10万円かかり、約10回頼んだからそれだけで100万円近くかかり大変でした。とはいえ、お金をかけた以上の価値ある物件にリフォームできると思うので、これからが楽しみです。
── 周辺の環境はいかがですか? 島谷さん:地方の山頂付近にある一軒家で、とても見晴らしがいいんですよ。この建物から見る山の景色がとても素敵で気に入っています。ただ、去年、家の近くで熊が出没したとニュースをテレビで見て驚きました。近所の人から今年は小熊が出たという話も聞いて、気になっているところです。 ── リフォームした家はどのように活用されていますか? 島谷さん:ひとりでのんびり過ごしたり、友達を連れて行ったりしています。去年は忙しくて、山小屋に行くことができたのは10回ほどかな。冬になると寒くて水道管が破裂する可能性があるので、水道を閉めに行ったり、海外で買ったお土産を山小屋に持ってきて飾ったりもしました。去年はゆっくりする時間がほとんどなかったので、今年はもっと時間を作って、山小屋でのんびりと過ごしたいなと思っています。
■山小屋を購入して感じたこと ── 以前は港区に住んでいた時期があったそうですね。港区と山小屋だとまったく違う暮らしになるかと思いますが、いかがですか。 島谷さん:全然違いますよね。私が港区に住んでいたのは20代のころで、事務所が借りたマンションがあったからそこで生活していました。私としては、瀬戸内の島育ちだったこともあり、大自然に囲まれた中で生活したいなと思っています。 土や木、きれいな水、空気がある環境が好きです。そもそも私には、植物が育つ以上の高さの建物は高すぎるので、マンションに住むとしても低層階に住みたい派です。でも、20代の頃に街中で生活できたのは、それはそれでよかったです。都心に住んだことあるからこそわかる田舎のよさも実感でき、改めていい経験だったと思います。
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