【球宴】中日・マルティネス、細川成也がファン投票で初選出「特別な思い」
中日のライデル・マルティネス投手(27)、細川成也外野手(25)が2日、「マイナビオールスターゲーム2024」(7月23日=エスコンフィールド、同24日=神宮)に選出された。ともにファン投票では初選出。マルティネスは3年連続、細川は2年連続での球宴出場になった。 【イラスト】セ・リーグの球宴ファン投票最終結果 マルティネスは来日8年目。22年に最優秀救援投手のタイトルを手にし、名実ともに中日の絶対守護神になった。「本当にとてもうれしい。ファンのみなさんの投票のおかげでオールスターに出られるのは特別な思い。誇らしく思う。3年連続で出られることもうれしく思う」。屈託のない笑顔で、素直に喜んだ。 1日現在、35試合に登板し、0勝2敗24セーブ、5ホールド、防御率0・79を堅持する。今季は3年契約の最終年でもある。「過去2回は監督推薦ですけど、今年で契約が終わる。そういうことに関してファンの人たちが投票してくれたのは(過去とは)違いますね」。2位の広島栗林に約50万票の大差をつけた1位での選出を、ファンによる残留契約への期待と受け取っていた。中日投手でのファン投票選出は18年の松坂大輔以来6年ぶり。「ナンバーワンとは言えないかもしれないけど、自分の仕事を認められたのかな」と、大舞台での活躍に目を輝かせた。 また、2年連続選出の細川は現役ドラフトで中日に移籍して2年目。1日現在、9本塁打、31打点、打率2割9分で、打率はセ・リーグ4位につける。「うれしい。光栄です。オールスターに選んでいただいた限りは全力でプレーして、ファンの皆さんを喜ばせるようにがんばりたい。去年はヒットを打てなかったので、今年は楽しくプレーしてヒット打ちたい」と話した。