「やーや、どー」南薩の夜を彩る武者絵堂々 知覧ねぷた祭最多8基が商店街を巡行 南九州市【動画アリ】
巨大な武者絵が夏の夜を彩る「知覧ねぷた祭」が27日、鹿児島県南九州市の知覧まち商店街であった。高さ5メートル、縦横4メートルの大ねぷたなど大小8基が街を練り歩き、沿道は観客の熱気に包まれた。 【写真】ヤーヤードーのかけ声と共に町を練り歩く知覧ねぷた=27日、南九州市知覧町郡
日が陰り暑さの和らいだ午後7時、ねぷたが一斉に点灯。「やーや、どー」の威勢のいい掛け声とともに、太鼓やかね、笛のおはやしを響かせながら、ゆっくりと動きだした。往復約1.8キロを1時間半かけて移動。暗くなるほど彩りを増すねぷた絵に、観客は見とれていた。 知覧ねぷた祭は、青森県平川市との青少年交流がきっかけで始まり26回目。今年は同市から応援隊8人や、交流派遣の中高生7人が駆け付けた。
南日本新聞 | 鹿児島