娘がスピード婚します。相手は小学校の教師なのですが、収入は安定しているのでしょうか? 娘の将来が心配で、つい気になってしまいます
娘の覚悟をもっての選択を応援してあげよう
どうしても、一般的な評判を聞いて周りは不安になったり安心したりしがちですが、職業を選択するのは本人の意思です。「安定した収入」が約束されていても、それ以上に自分らしさを発揮できないと判断すれば、別の職業を選択することになるのでしょう。 そのような事態になった場合に、親御さんとしては新たな不安材料が生まれるでしょうが、仕事は収入を得る手段以上の価値を求めるものです。 小学校の教員になるためには、地方公務員の試験に合格しなければなりません。関門を突破するまでの努力の過程を考えれば、別の職業に就くことになったとしても、結婚相手と十分話し合って覚悟をもって選択したのですから、見守ることしかできないかもしれません。 仕事は、最も活動的な時間を最も自分らしさが発揮できるものに費やすべきものですから、小学校の教師を継続しても、ほかの職業に転職してもお嬢さまの家計運営を応援してあげることがベストでしょう。 出典 総務省 令和4年地方公務員職種別職員の実態額 第5表 職種別職員の平均給与額 文部科学省 令和4年度学校教員統計(学校教員統計調査の結果)確定値を公表します。 執筆者:柴沼直美 CFP(R)認定者
ファイナンシャルフィールド編集部