あすの午後は近畿地方の広い範囲で雨 さくらの花を散らす雨に? この先のヒノキ花粉の予想は?【近畿天気】
あすの午後は近畿地方の広い範囲で雨に 南部は中心に雷雨の所も 満開の桜への影響は?
きょう7日(日)の近畿地方は、南西諸島から日本の南にのびる前線の影響は比較的小さく、西から高気圧に覆われるため、薄雲が広がる程度で概ね晴れる見込みです。
ただ、あす8日(月)は次第に前線が北上し、本州に接近する見込みです。 このため、朝から雲が広がりやすく、あす昼頃からは、近畿南部で雨の降り出すところがありそうです。 夕方以降は近畿地方の広い範囲で雨となり、南部を中心に雷を伴って雨脚の強まるところもあるでしょう。 そして、この雨による桜への影響についてですが、和歌山など、この週末の内に、さくら満開の便りが来ている地域では、この雨によって散ってしまう桜の木もあるかもしれませんが、すべてのさくらが散ってしまうことはないと見ています。 また、まだ満開を迎えていない、さくらはこの雨で散ることはなく、これから見頃を迎える見込みのため場所によっては来週末にかけてお花見が楽しめるかもしれません。
この先の天気は? ヒノキ花粉はピーク迎える
9日(火)以降の天気を見てみると、9日(火)は近畿北部では雲が多く、雨の残るところがありますが、中部や南部では天気が回復し晴れ間が戻る見込みです。 10日(水)以降も晴れ間の出る日が多く、平年並か高い日が続く見込みです。 そしてヒノキ花粉ですが、ピークを迎えています。 あす8日(月)も雨が降り出すまでは多く飛び、9日(火)以降も非常に多いや多い予想です。 万全の対策を続けてください。 (ABCウェザーセンター 気象予報士 真治大輔)