農業の復興を支える拠点が規模を拡大<福島県相馬市>
福島県相馬市の沿岸部は2011年に発生した東日本大震災の津波で甚大な被害が発生した。これまで13年余り、農業の復興も進められ、法人化した農家が農地を集約して大規模に営農するケースも出てきている。 こうした農業の復興を支えようと、11月1日、南東北クボタは相馬営業所の規模を拡大して移転オープンさせた。新たな営業所では大型機械のメンテナンスにも対応できる工場を備える。 この日は最新の農業機械の展示会も行われ、オープン直後から多くの人が訪れた。 南東北クボタの矢部建社長は「相馬地域は農業に従事する方も多く、技術が進歩する中で、この相馬営業所を提案をしながら様々なニーズに迅速にこたえ、安心して農業に取り組める拠点にする。これからの福島の農業の発展に力を尽くしたい。」と話した。 相馬営業所では11月2日にも展示会が開催される。
福島テレビ