【速報】大阪市内で医療関係者25人が食中毒症状 便からノロウイルス検出 研究会で出された松花堂弁当が原因か
大阪市健康局は8日、2月3日に大阪市内で開催された医療関係者の研究会で「主催者が手配した昼食の弁当を食べた参加者が食中毒症状を起こしている」との届け出が神戸市保険局からあったと発表しました。発症者は25人で、便からノロウイルスが検出されています。 この研究会に出された弁当は中央フードサービスが大阪市北区にあるNCB会館の調理場で調理した松花堂弁当で、弁当が配られた84人のうち、20代から80代の男女25人が、4日から5日にかけて腹痛や下痢、発熱などの食中毒症状を発症したということです。いまのところ全員快方に向かっています。 弁当の中には卵焼き、ぶり西京焼き、魚の造り、たこやえび芋の炊き合わせ、天ぷら、ごはんが入っていて、大阪市保健所が原因について調査しています。 これを受け大阪市保健所は中央フードサービスに対し、8日から10日まで3日間のNCB会館調理場での営業停止命令を出しました。