安蘭けい、稽古は「子供たちの成長を見届けながら」 ミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」で
英国の炭鉱町を舞台に、バレエダンサーを夢見る少年と周囲の大人たちの姿を描くミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」の公開稽古が25日、東京都内で行われた。 映画「BILLY ELLIOT」(邦題は「リトル・ダンサー」)のミュージカル版で、日本では今回が3回目の上演となる。この日の公開稽古では、1375人の中から主人公の少年・ビリー役に選ばれた浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一の4人が、益岡徹、鶴見辰吾ら他のキャストと共に一部シーンを披露した。 濱田めぐみとのダブルキャストで、前回に続いてバレエのウィルキンソン先生役を務める安蘭けいは「前回はコロナ禍の中での稽古で、(キャストたちと)極力会わないように時間が組まれていた。今回は頭から一緒につくっているので、(共演の)子供たちの成長を見届けながら稽古ができる日々です」とコメント。「(同作の)経験者として、みんなを少しは引っ張っていけたら」とも話していた。 東京建物Brillia HALLで7月27日から8月1日までオープニング公演、8月2日から10月26日まで本公演が開催され、11月には大阪公演が行われる。