パのV争いの鍵は“2人の主軸ロス”の代役
ソフトバンクは、中継ぎの強化に9月4日の楽天戦から先発の岩嵜翔を中継ぎ起用、すでにフル回転させているが、池田氏は、“柳田ロス”のカバーは、打線ではなく、岩嵜の起用を軸とした中継ぎの再整備にあると見ている。 「いずれにしろ21、22日の直接対決で勝負は決するだろう。ソフトバンクは、逆転するには、そこまでに日ハムとのゲーム差を最低1.5ゲームにキープしておかねばならない。日ハムは、逆に連敗してもひっくり返らないゲーム差にしておきたいのが本音だろう。1試合に大谷が先発してくるようだが、打線の状態のいい日ハムは“1番・大谷”の奇策を使う必要もないだろう。まだ休み明けの肩を制御できていないようにも見えたが、彼が簡単に崩れるシーンは想像しにくい。ソフトバンクが4試合、日ハムが5試合、直接決戦前までの試合で、どういうチーム状態を作っていくのかが重要だろ思う」と池田氏。 21、22日にヤフオクドームで行われる最後の直接首位決戦で、ソフトバンクは、千賀滉大、武田翔太、日ハムは、大谷、有原航平を先発に立てる予定でいる。