「サンモニ」識者「楽しそうだが男性。サラリーマン。こんな社会でいいのか」30年前のバブル否定「戻りたくない」
元朝日新聞記者でビジネスメディア「PIVOT」チーフ・グローバルエディターの竹下隆一郎氏が18日、TBS「サンデー・モーニング」に出演。バブル期に迫る株高の日本について言及した。 番組では「風をよむ」のコーナーで「バブル超え?」という特集を組み、現在の日本経済を「冷たいバブル」と表現。株高だが実態がないと指摘した。 コメントを求められた竹下氏はそれでも現状を「海外投資家が支えているのは確か。中国から逃げているのは事実だが、失われた30年でガバナンス改革が進んでいるのではないか」とポジティブに評価した。 その上で、VTRに使われた30年前のバブル期のCMを引用。「『24時間戦えますか』この時代に戻りたいのかと言われたら、戻りたくないです。楽しそうなのはもちろんですが、みんな男性、サラリーマン。こんな社会でいいのか」と問いかけた。 さらに「スポーツコーナーでも、佐々木麟太郎選手が、野球をやるだけじゃなくてスタンフォードに行くという新しい生き方をやっている。こういったポジティブな面を注目したい」と語った。