衆議院選挙、期日前投票が今日から始まりました。超短期決戦のため、入場券の配達が間に合わないところもありますが、宣誓書の記載などをして有権者が1票を投じています。 青森市に設けられた青森1区の期日前投票所にも、さっそく有権者が訪れ投票用紙に支持する候補や政党を記入して1票を投じていました。 ★青森放送　油川修一 記者 「超短期決戦のため入場券がまだ届いていない有権者もいるかと思いますが、こちらにある宣誓書に生年月日名前住所などを記載するだけで投票することができるんです」 今回は超短期決戦のため、青森市内は昨日から入場券の配達が始まり、間に合わないところもありますが、あさってまでに届く予定です。 ★有権者 「入場券は昨日の夕方に届いたので、きたからすぐに投票にいきましょうと来ました」 「（投票の理由は）国民のことを考えてくださる方（候補）、政党という考え方でした」 衆議院選挙の期日前投票は県内123か所に設けられ、一部を除いて今月26日までの午前8時半から午後8時まで投票することができます。

前回の衆議院選挙で県内の投票率は52.93パーセントと、過去2番目の低さでした。 解散から投票までわずか18日と、ポスター作りも間に合わないほどの超短期決戦。投票率アップも大きな課題です。 ★菅原厚キャスター 「これまでの選挙では投票を済ませた人が、希望すればこちらの投票済証を受け取ることができたのですが、今回の選挙では青森市では市のキャラクターが描かれた　しおりやクリアファイルがもらえます」 選挙権がない子どもでも、記念品がもらえます。 子どもの頃、親の投票に付いて行った人が選挙権を持ってから投票に行く割合が20ポイント以上高くなるという、国の調査を受けた取り組みです。 ★青森市選挙管理委員会事務局　杉山明子主幹 「選挙のことを知りたい選挙に行ってみたい　お父さんお母さんの手を取って逆に一緒に行こうよという思いで、家族で選挙に興味を持っていただければ」 今後の選挙ごとにデザインが変わり、全部で10種類を集める楽しみもあるそうです。 こちらの温泉施設では投票済証を持参すると、一緒にきた家族も含めて入浴が無料になる「選挙割」を実施します。 ★青森まちなかおんせん　田中常雄 支配人 「一人でも多くの方に投票に行っていただきまして、一人でも多くの方にまちなかおんせんをご利用いただきますよう心からお待ち申し上げます」 ★弘前大学　蒔田純准教授 「われわれ市民が投票所に足を運んで、普通の市民による民主主義というものを形成していくことが大切」 私たちが持つ1票の意味を考え無駄にしないためにも、投票に足を運ぶことが大切です。