口之島沖座礁のタンカー 船長を書類送検 化学物質2700kg積載
鹿児島放送
今月16日に十島村の口之島沖で、韓国船籍のタンカーが座礁した事故で、鹿児島海上保安部は22日、船長を業務上過失往来危険の容疑で書類送検しました。 書類送検されたのは、韓国船籍のケミカルタンカーキョン パイオニアの62歳の船長です。 この船長は今月16日午後3時40分ごろ、十島村の口之島の北西5キロの海上でケミカルタンカーを浅瀬に乗り上げさせたとして、業務上過失往来危険の疑いが持たれています。 タンカーは機関室が損傷し燃料の油が一部流出しましたが、積み荷の化学物質「シクロへキサン」およそ2700キロを積んでいました。 これまでのところ、海への流出は確認されていないということです。 10管が事故の原因を調べています。