“乗客の安全第一”で連携強化へ 鉄道会社と警察・消防が合同訓練 土佐くろしお鉄道
テレビ高知
列車内でテロが発生したとの想定で、鉄道会社と警察、消防が合同で訓練を行いました。「乗客の安全第一」を軸に連携を図っています。 【写真を見る】“乗客の安全第一”で連携強化へ 鉄道会社と警察・消防が合同訓練 土佐くろしお鉄道 コロナの影響で4年ぶりとなった土佐くろしお鉄道安芸駅での訓練。9日は、土佐くろしお鉄道の職員のほか、警察官や消防隊員合わせて46人が参加しました。列車内で刃物を持った男が暴れて乗客の足を刺し、1人がけがをするという想定で、参加者は暴れた男を制圧する方法や、ほかの乗客の避難誘導、警察や消防への連絡方法などを確認していました。 訓練が終わった後は、土佐くろしお鉄道の職員が警察官や消防隊員に防護のためのさすまたや盾の使い方や、救急隊が到着するまでの応急処置の方法について改めて確認する場面も見られました。 (土佐くろしお鉄道安芸運転区 梶原 亮 運転士) 「乗客の安全を第一に考えて行動しないといけないので、今後の訓練を通じてそういうところをのばしていきたい。実際のところいつ起こるか分からないので、こういう場面で起こったらどうしようかと考えてようと思う」 土佐くろしお鉄道は、訓練を通じて警察や消防との連携を強化し、乗客の安全につなげていきたいとしています。
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